【県】 琵琶湖の水位が低下していることに応じ、県は11月28日、各部局部長級などによる「滋賀県水位低下連絡調整会議」(議長・県土木交通部長)を設置、全庁的に水位低下による諸影響の状況調査を開始し、情報の収集と連絡調整の体制を強化した。
県では、琵琶湖の水位がマイナス65センチメートルを下回るおそれがあると判断される場合、同会議が設置される。
県によると、今年は9月以降、降水量の少ない傾向が継続、琵琶湖の水位低下が進行しており、11月27日午前6時時点でマイナス63センチメートルまで低下した。これは同日時平年値のマイナス40センチメートルを23センチメートル下回った数値であり、今後、さらに低下することが予測されることから、同会議設置となった。
第1回会議は県危機管理センターで開催され、約40人の県職員が出席した。会議の冒頭、あいさつした伊吹信人・県土木交通部長は「各職掌の範囲の中で水位低下による影響などの把握に努めてほしい。また琵琶湖の水を大切に使ってもらえるよう、各方面に発信してほしい」と語った。会議では水位低下に伴う影響について、「現時点で暮らしや産業に大きな影響は見られない」としつつ、一部で水草の浮遊、漂着が見られることや一部で干陸化の進行が見られることなどが共有された。
今後、各課室などによる影響調査などで判明したことは同会議で共有され、随時、県ホームページでも公表される。
同会議に先立つ同月25日、琵琶湖の水位がマイナス62センチメートルなり、県は国に水位低下の影響調査を要望した。
また、今後、さらに琵琶湖の水位が低下した場合、マイナス75センチメートル以下まで低下する判断されると県水位低下警戒本部(本部長・副知事)を設置、庁内一斉影響調査と庁舎などの節水の実施、節水の呼びかけを行い、マイナス90センチメートル以下まで低下すると判断されると同警戒本部を県渇水対策本部(本部長・知事)へ格上げし、国主催の琵琶湖・淀川渇水対策会議で節水制限の検討を行うことになる。
国土交通省近畿地方整備局琵琶湖河川事務所のホームページ(https://www.kkr.mlit.go.jp/biwako/index.html)によると、今月2日午前6時現在、琵琶湖の水位はマイナス66センチメートルとなっている。






