4月30日 びわ湖ホールで
【大津】 昨年2025年5月にベルギー・ブリュッセルで開催された「エリザベート王妃国際音楽コンクール」で2位となった大津市出身のピアニスト・久末航氏(31)が4月30日、県立芸術劇場びわ湖ホール大ホール(大津市打出浜)で「凱旋記念コンサート」(公益財団法人平和堂財団主催)を行う。
このほど、久末氏と主催者の同財団千秋章造常務理事が県庁で記者会見を開き、コンサートをPRした。
久末さんは、県立膳所高校を卒業後、渡独し、ベルリン芸術大学などで研さんを積んだ。これまで、ミュンヘン国際音楽コンクールで第3位と委嘱作品特別賞、リヨン国際ピアノコンクール第1位と聴衆賞など、数々の賞を受賞しており、将来を嘱望されている実力派ピアニストとして世界各国から注目を集めている。
また県内でも、2013年度平和堂財団芸術奨励賞音楽部門、15年度滋賀県次世代文化賞、昨年12月には県文化賞芸術文化(音楽)部門を受賞している。
久末氏が2位となったエリザベート王妃国際音楽コンクールは、世界最高峰の音楽コンクールの一つ。久末氏は大会のファイナルで、ブラームスの大作「ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83」を見事に演奏し、高く評価された。2位受賞は日本人としては2人目の過去最高位となる。
今回の凱旋コンサートで久末氏は、ブラームス「ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15」、ブラームス「ハンガリー舞曲(管弦楽版)より第1、3、4、5、6、7、10番」を演奏する。指揮は同ホール芸術監督の阪哲朗氏、管弦楽は日本センチュリー交響楽団が担う。
同財団の千秋常務理事は「世界中の審査員と観客をとりこにした久末さんのコンサートを滋賀県に届けられる機会を待ち望んでいた」と語り、久末氏は「凱旋コンサートを企画した際、エリザベート王妃国際音楽コンクールでも演奏したドイツの作曲家・ブラームスの特別な演奏をしたかった。特に、『ピアノ協奏曲第1番』はいろいろな思いが込められた傑作だと思う」と述べ、「出身の滋賀県への凱旋という貴重な場に身の引き締まる思いだ。ブラームスの名曲を通して、ドイツの風やロマンを感じてもらえると本望です」と意気込みを語った。
同コンサートは午後6時30分開演。入場料は一般2000円、18歳以下1000円(5歳以下は入場不可)。チケットはびわ湖ホールチケットセンター(午前10時~午後7時、火曜日休館、TEL077―523―7136)、平和堂サービスセンター(ビバシティ彦根、アル・プラザ草津、アル・プラザ水口)チケットぴあ(Pコード315―395)、ローソンチケット(Lコード51836)イープラスなどで発売中。問い合わせは、平日の午前9時30分~午後5時の時間帯にしがぎん経済文化センター(TEL077―526―0011)へ。






