「K&M」が「『しがぎん』サステナブル評価融資」契約
【甲賀】 合成木材の押出成形メーカー「K&M」(甲賀市甲南町柑子)がこのほど、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを評価し、融資する滋賀銀行の「『しがぎん』サステナブル評価融資」の契約を締結した。
同融資は、同行の顧客事業者などのサステナビリティ(持続可能な)経営と有意義な目標設定に対し、外部機関による評価やモニタリングを通じた伴走支援により、企業価値の向上を後押しするもので、県内でも取り組みが広がっている。
同企業は2009年8月に甲南フロンティアパーク内で設立。木粉と樹脂を材料とした合成木材製品の開発を手がけ、主に大手エクステリアメーカー向けにウッドデッキや木質フェンスなどに用いられる材を製造しており、市内をはじめ、全国に同社で成形された材を用いた製品が設置されている。
同社では事業の一環として、取引先からの意見を取り入れながら、従来廃棄されてきたプラスチック製品などを原料に組み込んだ商品を提案・製造している。今回の融資に当たり、第三者機関のしがぎん経済文化センターは「廃棄物削減と資源循環を促進してカーボンニュートラルに貢献する。循環型社会の実現に積極的に取り組んでいる」と評価した。
契約締結式は同社で行われ、同行大原支店の西村龍泰支店長から、契約を記念する盾が同社の吉田晴哉代表取締役社長に贈られた。
吉田社長は滋賀報知新聞の取材に対し、「普段の取り組みの一環が今回の評価につながった。評価により、改めて自社の取り組みを見つめ直すことができ、地域に自社の取り組みを発信できる機会となったのがうれしい」と語り、「お客さんが喜んでくれるものを提案し、それが琵琶湖にもいいことにつながるような取り組みをこれからも社員とともに続けていきたい」と意気込みを語った。






