AIドローンや人流データなど施策活用へ
【県】 県と電気通信事業大手のKDDI(東京都、松田浩路代表取締役社長CEO)がこのほど、それぞれが有する人的・物的資源を有効に活用し、地域の一層の活性化と県民サービスの向上などを図ることを目的に、包括的連携協定を締結した。
協定の内容は次の通り(1)防災・災害対策に関すること(2)観光・交通施策の推進に関すること(3)スタートアップ企業・中小企業の支援に関すること(4)公共インフラの監視・管理と環境保全に関すること(5)DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進に関係すること(6)その他、地域の活性化・県民サービスの向上に関すること。KDDIが同様の協定を都道府県と締結するのは石川県、徳島県に続いて滋賀県が3例目。県が企業などと包括的な連携協定を結ぶのはKDDIで37件目となった。
協定締結式は県公館(大津市京町4)で行われた。
協定書に署名したKDDIの高橋誠代表取役会長は、特に連携していく取り組みとして、▽「平時・有事を問わない安心安全」=同企業が有するAIドローンが離着陸できるポートを琵琶湖周辺に配置し、事故や災害時の迅速な初動対応に役立てる。▽「ビッグデータ(人流データ)による課題解決」=同社が有する携帯電話などの人流データを活用し、来年、県で開催されるJRの観光事業「デスティネーションキャンペーン」などでの観光誘致施策などに活用する。▽「未来人財育成オープンイノベーション」=県内の企業や大学などとも連動し、AI時代の人財育成や県内スタートアップ支援などに貢献する――の3点を挙げ、「一緒に滋賀県を盛り上げていきたい」と語った。
県を代表して署名した三日月大造知事は「とても頼もしい協定だ。この協定締結を機に、新たな取り組みができることを楽しみにしているし、連携して幅広く、さらに広く追求していきたい」と期待を語った。






