【県】 県と旅行事業大手の阪急交通社(大阪府、酒井淳社長)がこのほど、それぞれが有する人的・物的資源を有効に活用し、地域の一層の活性化と県民サービスの向上などを図ることを目的に、包括的連携協定を締結した。
同社は、都市交通、不動産、エンターテインメント、情報・通信、旅行、国際輸送などの業務を手掛ける阪急阪神ホールディングスの旅行部門を担当。各種旅行商品の販売の他、全国のエリアに合わせた関連商品を掲載する会員誌を毎月180万部発行、自然災害・新たな感染症などの発災時に対応する災害時緊急対策支援チーム「DHAT(ディーハット)」の設置などに取り組んでいる。
今回の協定により、県と取り組んでいく連携事項は次の7点。(1)観光・文化の振興に関すること(2)県産農畜水産物の魅力発信に関すること(3)国際交流に関すること(4)持続可能な地域公共交通に関すること(5)災害対策、地域の暮らしの安全・安心の確保に関すること(6)子どもに関すること(7)その他地域の活性化・県民サービスの向上に関すること。
県が企業などと包括的な連携協定を結ぶのは同社で38件目となった。
協定締結式は県庁で行われた。
協定書に署名した同社の酒井社長は、「琵琶湖を中心とした魅力ある滋賀県の地域課題の解決に一緒に取り組んでいきたい」と述べ、「2027年にJRが滋賀県で開催する大型観光キャンペーン『デスティネーション・キャンペーン』の時期はもちろん、継続的に滋賀県への観光誘客促進に取り組んでいきたい。また、旅行社としての特性を生かし、様々な交流の機会を通じて滋賀県の施策『子ども子ども子ども』にも協力出来たら」と期待を語った。
今回の協定を機に、同社では、関東地方から近江牛を食し、彦根城や竹生島を巡る3泊のツアーや、中部地方から滋賀県の歴史・文化やNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に関連付けた日帰りツアー、関西地方から竹生島とイングリッシュガーデンを巡る日帰りツアー、九州地方からのびわ湖ミシガンクルーズと比叡山延暦寺参詣の2泊3日ツアーなど、記念ツアーを各種展開していく。
三日月大造知事は「記念ツアーのメニューを見て、とても楽しみだ。県でもしっかりおもてなしできるようにしていきたい」と述べ、「県へのいざない、県からの交流の広がりに期待したい」語った。






