交通渋滞の緩和や車両アクセス向上など期待
【東近江】 東近江市が2002年から整備を進めてきた「市道桜川石塔線」の道路整備が3月に完了し、このほど、開通式が行われた。
市道桜川石塔線は、旧蒲生町時代の2002年度から事業着工し、県道桜川西中在寺線の桜川西町地先を起点として、近江鉄道を横断し、川合町地先までの延長650メートルを第1期工事として2012年度に供用開始している。続く第2期工事は2017年度から行われ、第1期工事の川合町地先から市道桜川東畑田線につなぐ延長330メートルを整備し、3月末に完了した。
全線供用開始により、主要地方道石原八日市線と県道桜川西中在寺線をつなぐ新たな道路ネットワークが構築され、地域間の安全性や利便性の向上が期待されている。具体的には、周辺地域のアクセスが向上し交通の円滑化につながるほか、生活道路の通過車両抑制、経済・地域交流の活性化や発展、また今後、(仮称)黒丸スマートインターチェンジが設置されることで、災害時における代替輸送路の確保が可能となり、骨格的な道路網の強靭化につながることが見込まれている。
第1期工事は全幅11・3メートル、片側1車線、片側歩道、事業費約2億2千万円。第2期工事は全幅8メートル、片側1車線、事業費約1億4千万円となっている。
小椋正清市長は式辞で、「通算しますと23年の非常に長きにわたり大変ご不便をおかけしてきた。周辺には布引工業団地や蒲生医療センターが立地しており、通勤時間の交通渋滞や大型車両の移動困難などの課題となっていたが、今回の開通によって、交通渋滞の緩和や車両アクセス向上など、人や物の流れの活性化、道路ネットワークの充実が期待できる。このたびの市道桜川石塔線全線開通は、地域の皆さまの理解と協力、工事に携わった関係各位のご尽力の賜物であり、改めて深く感謝申し上げます」と述べた。
このあと、代表者らによるテープカットおよび通り初めが行われた。







