職場で学んだことや思い 若手職員9人が熱弁
◇東近江
東近江消防職員の意見発表会が二十日、消防本部屋内訓練場で行われ、本部と管内八消防署から選ばれた若手消防士九人が、職場で学んだことや思いを熱弁した。
大会は、県、北近畿、全国への上位大会の出場を目指して毎年開かれており、消防職員としての自己啓発や意識高揚が目的。テーマは、消防防災に関するもので、一人五分以内で発表する。
選ばれた九人の消防士が順番に登壇し、非番の消防職員や家族らか見守る前で、持ち時間いっぱいに力強く発表した。
審査の結果、高速道路での交通事故の出動経験を通して、「真のプロ」とは何かを自問自答し、消防のプロは、けが人を安全に早く救出する技術を発揮するだけでなく、助けを求める人々の視点に立つことの大切さを学んだことを発表した中村亘孝(のぶたか)消防士長(29歳・本部警防課)と、火災現場で消防団員の協力で消火作業が続けられた経験を通して消防職員と消防団員の繋がりの大切さを訴えた板倉堅司消防士(25歳・近江八幡消防署)が優秀賞に選ばれ、二月二十日に県消防学校で行われる「第三十四回滋賀県消防職員意見発表会」に東近江消防を代表して出場する。
発表のあと、審査委員長の谷口浩志滋賀文化短大教授は「発表の中身は、素晴らしいものがあったが、現場での経験で感じたことで終わっており、次に活かすために感じたことから自分はどうしたかというところまで踏み込んだ内容は少なかった。最後の締めくくりがマニュアル的になっており、自分の心の中から出てきたものが欲しかった。みなさんは、それぞれ持っているはずです」と講評した。






