東近江市長選三つ巴戦へ
◇東近江
任期満了に伴い来月八日に告示される東近江市長選に向けて今月二十九日、個人や団体、共産党市議らで結成した「あったか東近江みんなの会」(中野善之助代表)は、前市議・藤田淳子氏(63)=二十七日議員辞職=を市長選に擁立することを決め二十八日、市役所で記者会見を行った。
藤田氏は立候補することについて「立候補して欲しいという声が寄せられたのと、このまま放置しておくと(東近江市は)大変なことになる。市議を辞めてでもと決意した。今回の市長選挙は、生活に困っている人たちを救うための『命と暮らしがかかった選挙』と位置づけている」と語った。
藤田氏は、今選挙では、共産党員に在籍したまま無所属で立候補する。支持母体である同会とは(1)憲法と地方自治を暮らしに活かす東近江市を(2)徹底した情報公開で、市民に開かれた東近江市に(3)子ども条例の趣旨に沿って、子どもが元気に育つ東近江市に(4)高齢者をはじめ、市民みんなが安心して暮らせる福祉の東近江市に(5)地域の町づくりを大切にする東近江市に(6)地域の特性を活かした産業振興で、活気あふれる東近江市に(7)不要不急の公共事業の見直しなど、暮らしを守る行政改革で、あったか東近江市へ、の七項目の政策協定を結び、実現を目指したいとしている。
詳しいマニフェストは、近日中に策定するが、具体的な施策として▽国民健康保険料の支払いに困窮している家庭を救うため、保険料を一世帯当たり一万円引き下げることや中学卒業までの子どもの医療費を無料化する。また、市長報酬の二五%カット、市職員の数は減らさず意識改革に取り組む、同和関連事業の終結、蒲生と湖東三山のスマートインター建設の見直し、支所機能の撤退を止めることなど、お金(税金)の使い方を改めることに取り組みたいと語った。
選挙事務所は、東近江市猪子町に設け、二月四日に事務所開きを行う。五日午後七時からアピアホールで決起大会を予定している。
藤田氏は、二〇〇六年の市議増員選挙で八日市地区に次ぐ大票田の能登川地区でトップ当選を果たしている。市長選の立候補予定者は、すでに立候補を決めている西沢久夫氏(56)と小寺裕雄氏(48)との三人になった。応援議員の党派では、民主と社民(西沢氏)、自民(小寺氏)、共産(藤田氏)に分かれている。







