帝国データバンクまとめ
◇全県
民間調査会社の帝国データバンクは、九月期の県内の企業倒産状況をまとめ、発表した。
それによると、負債一千万円以上の企業倒産(法的手続きのみ)は十件、負債総額九億七、一〇〇万円で、一件あたりの負債額は九、七〇〇万円(前月一億一、三〇〇万円)となった。
件数は前月を二八・五%(四件)下回り、負債総額は三八・七%(六億一、五〇〇万円)減少した。
前月の八月は、件数では十四件と今年に入ってから三番目となる水準にまで増加した上、大口倒産こそなかったものの一億円以上五億円未満となる規模の倒産が七件と多発したことで負債額を押し上げる要因となった。
これに対し当月は、今年に入ってから二番目の低水準となる十件にとどまった上、大口倒産の発生が皆無であったことから、負債額も三ヵ月ぶりに十億円を下回っている。
前年同月比では件数で九・〇%減少、負債額についても二〇・〇%減少した。
前年九月は、件数は前年に引き続き十件を超える水準となったものの、大口倒産がなかったことなどで、件数・負債額ともに前年を若干ながら下回る水準にとどまった。
倒産の主要因をみると、「市況の悪化にともなう販売不振や受注の減少」など景気変動によるものが七件、構成比七〇・〇%を占めた。前年同月比では、件数で一件減、構成比については二・七ポイント低下した。一方、「その他の要因」が三件、構成比で三〇・〇%発生している。
いずれも事業以外の部分が要因となるケースとなっているが、依然として景況感の悪化による倒産が多発する状況に変わりはない。
資本金別では、「個人経営」が六件(六〇・〇%)となり、前年同月比では、件数一件減、構成比では三・六ポイント低下した。「資本金一千万円未満の法人」は二件、二〇・〇%と増加している。
また「同一千万円以上五千万円未満」は二件、二〇・〇%を占めることとなり、前年同月と比較して件数で同数、構成比では一・八ポイント上回った。
負債額別では、「五千万円未満」が五件、構成比五〇・〇%となった。前年同月比では、件数で二件減、構成比では一三・六ポイント低下した。また、「五千万円以上一億円未満」は二件、二〇・〇%で、前年同月比では件数で同数、構成比では一・八ポイント上昇した。
「一億円以上五億円未満」については三件、構成比三〇・〇%を占めることとなり、前年同比では件数で二件増、構成比で二〇・九ポイント増加している。





