わらび座の俳優が直接指導
◇東近江・八日市
来年一月の公演を前に、わらび座の俳優が直接指導する演劇ワークショップ「役者になって遊ぼう」が七日、八日市文化芸術会館で催された。参加した小学五年生から五十歳代の大人まで十八人は、役者気分で演じる楽しさを体感した。
講師を務めたのは、今年二月までミュージカル「火の鳥」の舞台に立っていたわらび座俳優・椿康寛さん。自己紹介のあと「オーソーレミーヨ」を迫力満点の歌声で披露し、参加者の度胆を抜いた。
舞台俳優にとって大事なことは「舞台上で生活すること」。参加者は、演劇の基本である“歩き”の演技で体をならし、キャッチボールをしながら台詞に気持ちを乗せる練習や想像力が必要となる動物のものまねなどに挑戦した。
また、男性は織田信長、女性は篤姫になりきる練習では、アドリブが飛び出すほどの名演技を見せ、演じることが恥ずかしさから快感へと変わる瞬間も味わった。
小学五年生の西村治華ちゃんと西村実華ちゃん、和田美咲ちゃんは、いつも自分たちでドラマの設定や台本を考えているほどの演劇好きで、プロの指導に感動。篤姫を演じた治華ちゃんは「将来は、みんなを喜ばせられるような役者になりたい」と目を輝かせた。
最後に、椿さんは「いい演技、いろんな個性を見せてもらって楽しかった。上手くしようと考えるのではなく、一生懸命取り組めば、さまざまな発見がある」と、人生にも通ずるメッセージを送った。
◆15日から発売中
手塚治虫原作のわらび座ミュージカル「火の鳥~鳳凰編~」(主催=東近江市地域振興事業団、後援=わらび座鑑賞隊、東近江市教育委員会、滋賀報知新聞社など)が、来年一月三十一日に東近江市立八日市文化芸術会館で上演される。
この舞台には、蒲生地区出身の俳優・上野まゆさんが、ブチ役で出演する。
前売券は、今月十五日から発売中。料金は、全席指定で前売一般三千円、中学生以下千五百円。詳しくは、同会館(23―6862)へ。








