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◇全県
昨年一年の世相を表す漢字に「新」が選ばれた。日本では民主党の鳩山内閣が誕生し、米国では「核兵器なき世界」を目指すオバマ大統領がノーベル平和賞を受賞するなど、「新」時代の胎動が見られた。
しかし、その一方で、新型インフルエンザの感染拡大を始め、円高やデフレ経済の進行、地球温暖化など深刻な事態も起こっている。
このような中、滋賀県は2030年(平成42年)までにCO2など温室効果ガス排出量を50%削減(1990年対比)、鳩山内閣は2020年までに25%削減をそれぞれ打ち出した。
この地球温暖化防止や、びわ湖保全に大きな役割を果たすのが、滋賀県の50%を占める森林である。
10月には名古屋で「生物多様性条約第10回締約国会議」が開かれるが、改めて森や生き物たちとの共生を考えてみたい。イヌワシやクマタカが舞い、びわ湖からビワマスらが上ってきた、かつてのびわ湖の森を取り戻すために――。






