コミュニティホール「川崎や」菜園キッチン「hatakeya」
◇全県
滋賀県中小企業団体中央会(宮川孝昭会長)が発行している組合活性化情報誌「中小企業しが一月号」で、県内の先進組合事例として滋賀特産品振興企業組合(甲賀市)とやわた夢生小路商店街振興組合(長浜市)の二組合が紹介されている。
各組合の詳細は次の通り。
【滋賀特産品振興企業組合】▽組織形態=企業組合▽テーマ=新製品・新技術・新サービスの開発(農業生産者との密接なネットワークを構築し、安全安心な農産物加工品を開発。農商工連携を基本戦略として『はたけやブランド』で全国展開を目指す)▽設立=平成二十年十月▽事業・活動内容=現在、農事組合法人しがらきパティオ時代に開発された「お茶のジャム」や「八味とうがらし」、「茶塩」の拡販を事業の中心に置き、直営店および高速道路サービスエリアなど五十カ所の販売チャネルを開拓している。また、販売コーナーを併設する直営レストラン「菜園キッチン・hatakeya―はたけや」を滋賀県栗東市に開設。今後、加工品を含めた「はたけやブランド」を確立することで、滋賀県以外のエリアへの進出を視野に入れている。商品開発はコア事業であり、新たなアイテムとして「お茶ドレッシング」の開発に取り組んでいる。平成二十一年度に認定された農商工等連携事業計画に基づき展開しているもので、滋賀県の有力緑茶生産者とのコラボレーションを実現。同組合は、新商品開発・近江野菜のブランド化・はたけやの多店舗展開・知的資産の強化を将来ビジョンの柱としており、知的資産経営報告書に取りまとめ、計画的な事業推進を図ろうとしている。
【やわた夢生小路商店街振興組合】▽組織形態=商店街振興組合▽テーマ=地域商業の活性化(商店街の中核施設として古民家を改装した心理的癒しのスペース『コミュニティ・ホール川崎や』が住民参画型商店街という新たな切り口で街づくりに機能する)▽設立=平成五年六月▽事業・活動内容=古民家を再生したコミュニティ・ホール「川崎や」は、もともと商店主を含む地域住民が子どもの頃に慣れ親しんだ「うどん屋」が営まれていた建物であり、中高齢者にとっては心理的癒しの場所(懐かしい思い出が詰まった場所)であることから、その復活を喜ぶ多くの人たちの支持のもとに多種多様なイベントを展開するスペースとして機能している。現在の活用内容は大きく四つ。(1)ライブコンサートの定期開催(若者たちの隠れた音楽のメッカとして機能)(2)商店街イベントの各使節としての機能(八幡宮・盆踊り・曳山祭り協賛事業・年越し蕎麦振る舞いなど)(3)地域住民のコミュニティスペースとしての機能(サークル活動やギャラリーとして活用)(4)街づくり等の会議スペースとしての機能(街づくり関連会議の開催など)これらは街づくりをみんなで参画して進めていこうという商店街の意向から、開催者の独自運営を基本としており、商店街はこれらの活動を支援する立場をとっている。







