『夏休み子ども美術館』
◇大津
県立近代美術館(大津市)は八月二十九日まで、常設展示『夏休み子ども美術館』を開催している。
同美術館では平成十三年度から毎年、常設展示を『夏休み子ども美術館』と名付け、子どもや初心者を対象にした“美術入門編”的な展示を行っている。
毎回特定のテーマを設け、問いかけを含んだ解説パネルの設置や、クイズ形式のワークシートの無料配布、遊べるコーナーの開設など、誰でも気軽に美術館の展示品に親しめるように工夫している。
今年の「夏休み子ども美術館」は、「アートのぶつブツえん」と題し、日本画や現代美術それぞれの中の「動物」および「植物」の表現に焦点を絞って、その多彩でユニークな表現を探っている。
同美術館担当者は「子どもたちにも親しみやすい動植物というモチーフを通して、ブツブツと作品が語りかける声に耳を傾けてほしい。きっと美術が親しみ深いものになるはず。入口で無料配布されるワークシートを片手に、クイズ感覚で作品の森を探検してください」と呼びかけている。
展示作品数は、現代美術部門二十三点、日本画・郷土美術部門二十三点の計四十六点。また併設の小倉遊亀コーナー(十七点)と工芸展示コーナー(四点)では、展示替えも行っている。
また会期中、展示作品に関連したワークショップイベントや、展示中の作品を模写する小学生向けのイベントなども催している。さらに毎日午後二時から、美術館サポーター(解説ボランティア)による常設展示の作品解説も実施中。





