栗東の畜産家が自主映画制作
◇湖南・栗東
栗東市荒張、浅柄野で採卵業を営む中辻正人さん(48)はこのほど、多くの人に農業や食への関心を深めてもらおうと、約二十分間のドキュメンタリー映画を自主制作し、披露会を五日、湖南市内で開いた。
浅柄野は戦後、食糧増産のため開拓され、現在多くの農家が様々な産物の生産・加工に従事している。中辻さんも平成八年脱サラして、ここで平飼いの採卵業を始めた。
映画では、市場競争で揺れる現代農業に迷う中辻さんが、本来の農業とは何か、戦後入植して「農は国の本なり」を信条に今も現役続行中の古老に問いかける。
制作では異業種交流会のメンバーに加わってもらった。誰でも楽しく観られる、肩ひじ凝らない構成を工夫し、生きることへの愛情がこもった作品に仕上がった。上映の後は、撮影・編集に携わったメンバーが思いを交換した。
中辻さんは「大先輩の言葉に熱いエネルギーを感じた。なるべく多くの人にみてほしい」とアピール、小規模上映会を募っている。
問い合わせは中辻さん(090-8825-9939)へ。







