未来政治塾生旋風巻き起る
◇全県
後半の統一地方選となった豊郷町長選と大津、彦根、近江八幡、栗東の四市議選、日野町議選と豊郷町議補選が二十六日、投開票が行われた。任期満了に伴う豊郷町長選は、現職の伊藤定勉氏=無所属=(67)が、無所属新人の元町議堀常一氏(52)=自民推薦=と住民再票団体代表の本田清春氏(64)を破って三選を果たした。また無所属新人二人の争いとなった豊郷町議補選(欠員1)は、高橋彰氏(61)が、中島政幸氏(48)を破り初当選した。【石川政実、高山周治】
大津市議選
●嘉田修平氏がトップ当選
大津市議選(定数38)は、現職三十人、新人二十人の五十人が争い、現職二十九人、新人九人が当選した。党派別では(二十六日現在)、自民六人、民主三人、維新一人、公明五人、共産五人、無所属十八人となった。三日月大造知事を誕生させた「チーム滋賀」推薦の嘉田修平氏(35)が約五千六百票でトップ当選を果たした。また同市議選で初めて維新候補の河村浩史氏(33)が当選した。当日有権者数は二十六万九千百六十二人で、投票率は四五・七○%で過去最低となった。
彦根市議選
●前市長も当選
彦根市議選(定数24)は三十二人が立候補し、現職十五人、元職二人、新人七人が当選した。党派別では、自民一人、民主二人、公明二人、共産二人、無所属十七人。当日の有権者数は八万七千五百三十二人で、投票率は五〇・〇五%だった。市議を経て市長を通算三期務めた獅山向洋氏(74)が、市議に返り咲いた。
栗東市議会選挙
●投票率低調
八年ぶりの選挙戦となった栗東市議会選挙(定数18)は、十九人が立候補し、現職十三人、新人五人が当選した。党派別では、自民一、公明二、共産二、無所属十三。投票率は、前々回の五六・七八%を大幅に下回る四三・九四%だった。
特に今回、各選挙区で目立ったのは、嘉田由紀子前知事が塾長であった政治塾「未来政治塾」生が後半の統一地方選で活躍したことだ。
大津市では四人擁立して嘉田氏と河村氏の二人、近江八幡市では竹尾耕児氏(32)、彦根市では三人擁立して北川元気氏(31)、奥野嘉己氏(56)の二人が当選するなど、若い旋風を巻き起こした。嘉田DNAは、県内各地に散らばった。
一方、大津市議選でトップ当選を果たした嘉田前知事の二男の修平氏は「大津はもっと良さを出さないと『もったいない』との思いをぶつけたのが共感してもらった。子どもたちに一生大津に住みたいと言ってもらえるよう全力を注ぎたい」と胸を張った。
母親の嘉田前知事は「親の七光はいやや。自分の力でやると言って、大きく出遅れてしまい、心配でならなかった。今後四年間、しっかりと仕事をしてほしい」とほっと胸をなでおろしていた。








