自民党滋賀県第4選挙区支部
◇全県
内定差し戻しで、手続やり直し
結果出し、胸張れるように
自民党滋賀県第4選挙区支部の支部長内定について、党本部から支部設立前の支部長内定は認められないと差し戻しになっていた件で同支部は十一日、拡大役員会および選挙対策会議を東近江市の八日市商工会議所大ホールで開き、小寺裕雄県議(55 東近江市選出)を正式に支部長に選出した。今後、同党県連の選対会議での決定と、党本部での決定を受け、正式決定となる。小寺氏は支部長就任と同時に、衆院議員選挙立候補予定者となることから、近づく今夏の参院選と、うわさされる衆院解散総選挙のダブル選挙も視野に、ギアを入れ直した。(松村好浩)
未公開株の金銭トラブルで、武藤貴也衆院議員が昨年八月に自民党を離党したのに伴い、支部長が空席となり、九月末に支部は一旦解散。
同十二月十九日に開いた常任幹事会で支部長に小寺県議を内定し、発表することで(自動的に)新たな支部が立ち上げられたものと思っていたが、党本部からはしっかり手続をしなければ支部設立も支部長決定も認められないとの見解を受け、内定は差し戻された。
今年一月二十五日に改めて上野賢一郎県連会長(同党県第2選挙区支部長・衆院議員)の第4選挙区支部長代行での支部立ち上げが党本部に認められたのを受けて、この日の拡大役員会および選対会議開催となり、出席した約六十人全員の拍手で小寺県議を改めて選出した。
支部としては、これまでの公募での失敗を反省し、地元をよく知り、経験豊かな県議から選んだ。ただ、現職の武藤衆院議員が復党を希望し、後援会も存続していることなどから、今後の駆け引きが注目される。
また、選挙制度改革について選挙区削減が懸念されていることについては上野会長が「まだ不確定」と、現段階でこだわる必要はないとした。生田邦夫県議(湖南市選出)も「現実に4区はあるのだから、後のことはいろいろ考えずに、小寺氏を当選させるためにがんばろう」と出席者に呼びかけた。
小寺新支部長は「選挙区幹事長として前支部長を支える立場にあり、選挙でも中心となって取り組んだ。(選挙区の動向もあり)希望より不安の方が大きい。しかし、第4選挙区は他の選挙区にひけを取らない、がんばれば結果の出るよい選挙区だと自負している。皆様といっしょに立派な選挙区を作って、それぞれの地域で必ず結果を出して、胸を張れる選挙区にしたい」と、少し声を詰まらせながら抱負を語った。
小寺氏は彦根東高校、同志社大卒。東近江市・日野町・愛荘町選挙区、三期目。現在、支部の幹事長、県議会の議会運営委員会委員長。東近江市春日町。






