関電が県原子力安全対策連協で説明、陳謝
◇県
原子力事業者と県、市町が情報共有を図る原子力安全対策連絡協議会が一日、県危機管理センターで開かれ、高浜原発四号機(福井県)で相次ぐ放射性物質を含む水漏れ(先月二十日)、変圧器周辺のトラブルが原因とみられる緊急停止(先月二十九日)について関西電力から説明があった。
高島市「放射能の影響ないというが大変な事案」
同原発から三十キロ圏内に位置する高島市の担当者は「放射性物質は基準以下で影響はないというものの大変な事案だ。トラブルが連続して発生するのは何が原因か、徹底した原因究明と対策をしてほしい」と住民の不安解消へ厳しく注文した。
同四号機は今月下旬の営業運転開始を目指していたが、現在、トラブルのため停止しており、当初の予定より遅れる可能性が出ている。
この中で関電の担当者は先月二十日の水漏れについて、配管に取り付けた弁のボルトの締め付けが十分でなかったため冷却水の水漏れが発生したとし、再発防止のため他のボルトを含めた締め付けの点検、作業手順や運転操作のマニュアルの見直しなどの対策を説明した。
また、先月二十九日の機器トラブルによる緊急停止については調査中で、原因が分かり次第、対策とあわせて報告するとした。
これに対して県からは、関電との安全協定で義務づけられているトラブル時の緊急連絡が、先月二十日の水漏れの場合、発生から二時間以上、京都府よりも四十分遅い午後六時前になったことを問題視し、説明を求めた。
これに対して関電は「大変申し訳ない。社内の伝達、処理をどうするのか、より早くするための検討、改善を行う」と説明、陳謝した。
ちなみに先月二十九日の緊急停止の際は、停止から四分後の午後二時五分に関電から県へ連絡が入り、県は「改善された」と受け止めた。





