郷土が生んだ画僧・金谷に迫る
【草津】 草津市立草津宿街道交流館(同市草津3)で3月16日~5月12日まで、同交流館、県立近代美術館、県立琵琶湖文化館が合同で主催する企画展「旅する画僧・金谷(きんこく)―近江が生んだ奇才―」が行われる。
現在、リニューアルに伴って休館中の県立近代美術館が県内各施設で美術館の活動と館蔵品を紹介している「県内移動展示事業」の一環。3館の主催による共同企画展は初の試みとなる。
展示では、同市下笠町出身の絵師・横井金谷(1761年~1832年)に着目する。金谷は僧侶として全国各地を放浪する一方で日本画の絵師として作品を残している。今回、3館が所蔵する金谷作品29件を鑑賞することができ、特に2015年に近代美術館が寄贈を受け修理を終えた「洛東春興図」の初公開に注目が集まっている。
また、3月23日と4月28日の各午後2時から、担当学芸員によるギャラリートークを行うほか、3月16日と4月21日に近くの太田酒造道灌蔵で金谷や「洛東春興図」修復について各専門家による講演会を行う。
このほど揃って記者会見を行った3館の関係者は「郷土の絵師・金谷を広く知ってもらうとともに、文化財の保存と修理について考える契機になれば」と期待している。
同交流館の入館料は大人200円、高校・大学生150円、小・中学生100円。開館時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)。休館日は3月18日、22日、25日、4月1日、8日、15日、22日、5月7日。展示は、4月14日までと16日以降で一部内容を変更する。展示や関連イベントに関する問い合わせは近代美術館(077―522―2111)へ。






