見つけても手を出さないで
【大津】 大津市大萱の耕作地でこのほど、特定外来生物に指定されているカミツキガメが発見された。
カミツキガメは北アメリカ~中央アメリカ原産。非常に攻撃的で、あごの力が強く、首が素早く伸びるため、かまれると重傷を負うおそれがある。「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」で特定外来生物に指定されており、飼育や放つことが禁止され、違反者は処罰の対象となる
県内では1991年に琵琶湖で捕獲されて以降、24例目。現時点で県内での繁殖は確認されていない。
今回見つかったのは、背甲長35センチメートル、甲幅29センチメートル、体重9・3キログラムの大人の個体。県民が耕作地で発見し、同市へ連絡、市から連絡を受けた県自然環境保全課の職員が回収した。県によると、同個体は全身に土が付着した状態で陸上を歩行中に発見されており、「耕作地の土中で冬眠していたと推測できる」としている。冬眠していたらしき個体が確認されたのは県内では初となる。回収された個体は、現在、県で保管しており、専門機関へ委ねるなど今後の対応を検討していく。
県では「もしカミツキガメを発見した場合は、不用意に手を出さず、同課(TEL077―528―3483)へ連絡を」と呼びかけている。







