路線バス一部減便継続
【大津・草津・栗東】 帝産湖南交通(草津市山寺町、大西真澄社長)は、新型コロナウイルス感染症の影響で実施していた一部を除く路線バス運行の減便を6月30日まで延期する。
同交通では、同感染症の影響でバス需要が激減したことを受け、4月20日から5月31日まで、大津市、草津市、栗東市の各市内で運行する路線バスの一部を日祝日ダイヤで運行することを発表していた。
その後、国の緊急事態宣言から県が外された翌日の今月15日以降、JRの草津駅、瀬田駅、石山駅での乗降客調査や車載モニターでの目視、乗降客調査カメラ、運転手からの聞き取り調査などを実施した結果、「いまだに回復の兆しは見えず、今後の見通しも立たない現状」と判断し、実施しているのと同じ路線で減便の継続を決定した。
同交通では、「現行の日祝日ダイヤ運行で、利用客の移動手段として必要最低限は確保している中で、企業体力の消耗は極力避けたい」とし、「利用者の皆様にはさらなるご不便をおかけして申し訳ない。何とぞ、ご理解を」と呼びかけている。
同社が請け負っている草津市の「まめバス」と栗東市の「くりちゃんバス」は平常運行を継続する。また、バス運転手出退勤時の検温、利用者へマスク着用の啓発、バス内の消毒・換気を責務として取り組み、6月1日から各市町で再開が予定されている各学校への通学手段の確保や企業・観光施設などと連絡を密にとった上で鋭意協力体制を取り、需要の回復を見極めたうえで減便延期期間の短縮も検討する。
同交通の分析によると、需要が回復しない要因として(1)リモートワーク、分散型出勤、休業、雇用調整などの勤務形態の多様化(2)通販、宅配の利用拡大(3)マイカー利用の拡大(4)移動手段としてのバスが「新しい生活様式」と相容れないのではないか―などを挙げている。
運行などに関する問い合わせは同交通(TEL077―562―3020)へ。





