【全県】 自民党県連はこのほど、前事務局長が同党県議団の政務活動費の一部を着服し、その穴埋めに県連会計から不正流用した事実を認めたという報告書をまとめて、22日の自民党県議団の会派総会で明らかにした。不正流用総額は、約3622万円。なお、使途については、前事務局長は口を閉ざしている。
不正流用には、同党県連に19年9~11月にかけて寄付された企業献金も含まれている。
本紙が19年度の同党県連収支報告書を調べたところ、(株)木下カンセー(大津市)500万円▽中山倉庫(株)(大津市)50万円▽(株)ダイセンソリューション(大津市)50万円▽(株)昭建(大津市)100万円▽(株)久木野工務店(大津市)50万円―の計750万円の企業献金があった。
前事務局長はこの金を「佐藤健司氏(現大津市長)が20年の市長選に出るために使う」と言って県連から引き出したが、佐藤氏に渡さず着服したことを認めた。同党県連が佐藤市長に確認したところ、「金は受け取っていない」と答え、迂回献金疑惑を否定した格好になった。






