10月1日「滋賀地酒10000人乾杯プロジェクト」
【全県】 滋賀県酒造組合(事務局・大津市打出浜)が県産地酒の需要拡大を目的に毎年取り組んでいるイベント「滋賀地酒10000人乾杯プロジェクト」が今年は10月1日に実施される。このほど、同組合の福井毅理事(高島市・福井弥平商店社長)と「Miss SAKE/ミス日本酒」滋賀県代表で7月に「2022Miss SAKE Japan」グランプリとなった磯部里紗さんが県公館(大津市京町4)で記者会見を開き、同イベントをPRした。
同組合では、2015年から「県の地酒の魅力を県民に再発見し、もっと飲んでもらいたい」と10月1日の「日本酒の日」に関連づけて同イベントを開始した。翌16年には「近江の地酒でもてなし、その普及を促進する条例」が施行されたことで県とも連携し、現在では、県外へも滋賀の魅力発信の機会の一環としてイベントを展開、年々参加者が増加し、20年には当初目標としていた1万人を達成した。今回は4月に国税庁の地理的表示GI「滋賀(清酒)」が指定されてから初の開催となる。
一斉乾杯には滋賀の地酒であればどの酒蔵の日本酒でも参加できるが、同組合では毎年、イベントに合わせて県内酒蔵の純米酒を調合したオリジナルブレンドを製造している。今年も「ALL SHIGA32酒蔵コラボ純米酒」を9月17日から滋賀県酒販組合連合会加盟の酒販店の他、一部県内スーパーマーケットやコンビニなどで販売する。会見で福井理事は「今年は例年より軽やかな口当たりがテーマの一つ。飲みやすく味わい深くすることで、日本酒ファンのすそ野を広げられたら」と期待を語った。
一緒に会見に臨んだ磯部さんは神奈川県在住。今年3月、一般社団法人「Miss SAKE」(東京都)が主催する伝統ある日本酒と日本文化の魅力を日本国内外に発信する美意識と知性を身につけたアンバサダー(宣伝大使)を選出する選考会に、親族が滋賀出身という縁で県代表として立候補、7月の全国大会で、県代表として初のグランプリを獲得した。県代表就任以降、滋賀の地酒の魅力を学び、イベントやSNSなどで情報を発信してきており「滋賀のおいしいお米と伏流水で作られた日本酒はふくよかなうま味があります。バラエティ豊かな滋賀県の酒蔵それぞれの魅力を多くの人に知ってもらいたい」と述べている。
今年のイベントは、大津市内のメイン会場と県内外の参加店舗、各家庭をオンラインでつないで実施する。午後7時30分に三日月大造知事の発声で一斉に乾杯する予定で、実現すれば新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、会場を設けての開催は3年ぶりとなる。福井理事は「当日に向けて機運を盛り上げていきたい」と意気込んでいた。






