第12回高校生ビジネスプラングランプリ 地区発表会in京滋
【全県】 全国の高校生と高専生が身近なテーマから創出した新規ビジネスとなりうるプランを競う「第12回 創造力、無限大 高校生ビジネスプラングランプリ」(日本政策金融公庫主催)の京滋地区入賞校による発表会がこのほど、京都市内で実施された。県内からは県立虎姫高校(長浜市宮部町)の「化学で遊び、楽しく学ぶカードゲーム製作委員会」、県立伊香高校(同市木之本町木之本)の「KRMMY(カーミー)」、立命館守山高校(守山市三宅町)の「LATTE LINK(ラテ・リンク)」の入賞校3グループが参加。未来につながる新しいビジネスアイデアを披露した。
同グランプリは、若者の創業意識向上を目的とした全国規模の大会。12回目となった今年度は、過去最多の全国536校から5151件の応募があった。
京滋地区からは24校から260件のアイデアが寄せられた中から、県内3件と京都府から3件の計6件のプランが全国ベスト100以内に入賞。このうち、県立虎姫高校「化学で遊び、楽しく学ぶカードゲーム製作委員会」はベスト20以内のセミファイナリストの一つに選ばれた。
主催する同公庫では毎年、京滋地区の入賞校が一堂に会する機会を設けており、今回は受賞校の生徒らが若手起業家らによるパネルディカッションを聞いた後、各受賞ビジネスプランのプレゼンテーションと表彰式が行われ、その後、参加校同士で交流した。
県内からの受賞各グループのプランは次の通り。
▽虎姫高校「化学で遊び、楽しく学ぶカードゲーム製作委員会」=有機化合物の名称や構造をカードゲームにし、ゲームを用いた意欲向上を通して学生の化学への苦手意識克服に寄与するとともに面白さを伝え、「化学コミュニティ」の形成を目指すプラン。身近な学業に関するテーマからビジネスプランを考案し、多様な拡張性があることなどが評価された。
▽伊香高校「KRMMY」=地元の特産を活用したドリンクと恋愛をからませた「恋みくじ」を合わせて提供、恋愛で一歩踏み出せない高校生の後押しをするとともに、長浜市の食文化や歴史を浸透させるプラン。地元の縁日で実際に販売し、若者の視点から地域活性化に貢献した点などが評価された。
▽立命館守山高校「LATTE LINK」=学生と外国人観光客が交流する機会を提供するアプリを考案し、オーバーツーリズムの解消と異文化への偏見や誤解を払しょくし、世界平和に貢献するプラン。留学経験のあるメンバーが外国人旅行者のニーズをとらえてアイデア化した点や活用できるデータが豊富にある点などが評価された。
同発表会に参加した立命館守山高校3年の能登優佳さんらは「発表は緊張したが、自分たちの思いが伝えられてよかった」、伊香高校2年の清水玲奈さんらは「他校の発表を聞き、いろいろなきっかけからアイデアにつながることを実感した」と語り、虎姫高校2年の橋本陽さんらは「今回もらったアドバイスなどをフィードバックし、さらにプランを充実させたい」と意気込んでいた。






