しがけあアンバサダーの滋賀県版!介護のしごと新3K宣
【全県】 介護の現場の魅力を発信している「しがけあアンバサダー」がこのほど県庁で岸本織江副知事を表敬訪問し、昨年掲げた宣言「滋賀県版!介護のしごと新3K宣言」の取り組みについて報告した。
国の介護人材需給推計によると、2026年度に県では約1900人の介護職員が不足するとされている。
県では、これから先の介護のために、若者に県内で介護の仕事を職業選択の一つとして意識してもらうことを目的に、県の介護(ケア)の魅力を発信するプロジェクト「しがけあ」をスタートさせた。その一環として、23年度に県内の若手介護職員らによる同アンバサダーが発足。現在、介護職員、ケアマネジャー、訪問介護職員など多種職・多国籍な9人がメンバーとなり、SNSによる発信を中心に、イベントでのPRやWEBコンテンツの取材、学校への出前講座などに取り組んでいる。
同アンバサダーらは、「介護の現場はこれまで後ろ向きなイメージとともに語られることが多かったが、実際は笑顔があふれ、彩り豊かなものだということを知ってもらいたい」と昨年、県内の同業者らにアンケート調査を実施。それらの中から抽出した「感謝・協力・感動」に共通する頭文字のKをとって同宣言を作成、11月のイベントで発表した。
副知事室で岸本副知事と対談した5人のメンバーらは「少しでも介護の現場のいい面が伝わり、それを機に、介護の仕事について触れてもらえれば」と期待を語った。
また、写真やデザインが得意なメンバーが目を引くポスターを作成したり、若者を中心に600万人以上のSNSフォロワーのいる県在住のインフルエンサー・Mumei(ムメイ)さんとコラボレーションした「介護の歌」ダンス動画をインスタグラムで公開するなどの取り組みについても岸本副知事に紹介した。
岸本副知事は「現場の人が楽しい、すごいと思っていることを発信することで、介護の仕事に関心を持っている人にもより届く。日々、そういった発信をしてもらってることは大変頼もしい」と述べ、「県も一緒に介護の現場をより魅力的なものにしていきたいので、いろいろと教えてほしい」と述べた。
表敬訪問後、記者団の取材に応じた同アンバサダーで社会福祉法人近江和順会特別養護老人ホーム美松苑(湖南市針)の介護福祉士・水谷彩香さん(20)は「毎日、感謝を言ってもらえる職場は他にはないと思う。アンバサダーの活動が介護職に就こうとする第一歩を踏み出すきっかけになれば」と意気込んだ。
今月18日~31日、県庁新館2回渡り廊下ギャラリーで「しがけあアンバサダー」ポスターが一斉掲示される。






