賑わう中国パビリオンで同時翻訳機の発表会
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマ開かれている大阪関西万博は、連日、大勢の来場者でにぎわいを見せているが、テーマにある未来社会に向けた新技術を応用した製品の紹介が数多くあり、近い将来には当たり前のように使われるであろう最新技術の公開展示に関心が集まっている。
17日には中国パピオンで、次世代の翻訳機をリードする中国企業・iFLYTEK社の新製品「デュアルスクリーン翻訳機2・0」の発表会が開かれた。
これまでの翻訳機は、人が話した後に各国の言語に翻訳し、アナウンスしたり文章にしたりするものが主流で翻訳までに遅延があったが、同社の新製品は、複数の人の会話をリアルタイムで翻訳し、会話者の話しに遅れることなく会話スピードに合わせて同時翻訳して音声に変換するとともに、文章も相互に同時作成するというもので世界85言語に対応しているという。
最新のAI技術を用いてビジネス会議システムを構築し、それぞれの国の自然な言語表現を違和感なしに実現することで同時通訳者なしでコンピュータソフトが自国の言語での同時会話を可能にするという新製品で、グローバルなビジネス分野や異国間の人の交流分野での普及発展に期待される。
発表会では、新技術のプレゼンテーションや新翻訳機の解説のほか、高度な翻訳能力をデモンストレーションで披露した。
ゲストのトークセッションに参加した中国に在住して映画制作に携わっている竹内亮監督は「翻訳の速度と正確さは、すばらしく使いやすい。中国語の文書翻訳では人を超えたなと思います」と絶賛した。
こうした高度で最新技術を活用した製品が未来社会に広まっていく変革期に身近に接することができるのも万博の魅力の一つ。各国のパビリオンでも、地球環境問題の提起やIAを使った対話式ロボット、命を守る先進的な医療技術、未来に向けたメッセージや新時代の生活スタイルの提案、創造的で繊細な映像やアート作品の展示公開などで溢れている。
(畑 多喜男)








