金杉駐中国日本国大使が来県
【県】 駐中国日本国大使の金杉憲治特命全権大使がこのほど県公館(大津市京町4)で三日月大造知事を表敬訪問し、意見交換するとともに、県庁で滋賀の食文化として鮒ずしを体験した。
今回、金杉大使が一時帰国するタイミングに合わせ、外務省が進めている国内の地方と大使との交流を持つ機会として、来県が実現した。金杉大使の来県は初となる。
金杉大使と意見交換した三日月知事は県と中国湖南省が長年友好交流を続けていることに触れ「今後も、特に次世代の若者たちの交流を促進したい。滋賀へ来てもらうだけでなく、中国へも行って交流をさらに深めたい」と語り、今秋には知事も同省を訪ねる予定であることなどを話した。
金杉大使は「国民感情の改善が課題」と述べ、「次の世代の人たちに交流してもらえるようにすることで、より安定した日中関係にしていきたい」と語った。
また金杉大使は、中国のSNS「ウェイボー」でも日々の活動を発信しており、フォロワーが19万人以上いる。特に食べ物を紹介する食レポが「わかりやすく、おいしそう」と人気を博している。
今回の来県を機に、県は滋賀県の食文化である鮒ずしを食レポしてもらうことで、鮒ずしをきっかけに県を中国で発信してもらう機会とし、食を通じた友好交流を図ることを目的に、昨年、三日月知事が漬けた鮒ずしを大使に食べてもらう場を設定。鮒ずしを口にしたのは初めてという金杉大使は「想像していたよりも食べやすい」と述べ、「鮒ずしのような発酵文化も中国とつながりがあるので、上手くプロモーションすれば中国でも人気が出るのではないか」と期待を寄せていた。






