八日市市の新成人祝う式典と集い
わら細工の正月飾りが集合
日野・蒲生の新成人536人へ
意味ない成人式
滋賀報知新聞(ニュース)平成13年1月12日(金)第12526号
21世紀はこんな八日市に!
青少年フォーラム
=14日 市役所別館大ホール=
(湖東・八日市市)
八日市市青少年育成市民会議と市立子どもセンターは、市内の中・高・大学生と大人とが八日市の将来について自由に討論する「青少年フォーラム」を市役所別館(旧勤労福祉会館)大ホールで開催する。
「ちょっと一言聞いて(言わせて)!」「二十一世紀はこんな八日市に!」をテーマに、中学生三人と高校生二人、大学生一人に大人二人が加わり、パネルディスカッション形式で自由討論を行う。
フォーラムを通じて、お互いの意見を尊重することや自分の意見をさらに広げること、一人ひとりが今後の生き方や社会のあり方を考える機会にしてもらうと同時に、「今、青少年は何を考え、何に希望を持ち、どのような行動をしようとしているのか…」を探る。
青少年育成市民会議の北川久補・活動促進部会長と杉山清野・同副部会長が司会を務め、会場からも自由に討論に参加してもらう。パネラーは次ぎのみなさん。敬称略。
【中学生】仲谷愛(玉園2年)中島仁(聖徳2年)岡本遥(船岡2年)
【青年】藤井健史(彦根東高1年)前川智恵(八日市高2年)柴田健太郎(岐阜経済大1年)
【大人】斎藤友一(自営業)須戸弥生(主婦)
八日市市の新成人祝う式典と集い
厳粛にそして和やかに
=20畳敷大凧「君が主役」の飛揚は断念=
(湖東・八日市市)
二十一世紀の幕開けとともに迎えた記念すべき成人式の催しが八日市市でも八日の「成人の日」に開かれ、各地で見られた新成人による問題行動もなく、厳粛にそして和やかに成人を祝い、大人としての自覚や責任感で心を新たに社会への仲間入りを果たした。
八日市市では成人式を真に意義あるものにしようと、新成人代表による成人式実行委員会をつくり、企画、運営に主体的に参画、希望者のみ出席の「記念式典」と、みんなで成人を祝う「二十歳の集い」の二部制に早くから取り組んでいる。今年の新成人は、男性二百八十八人、女性二百九十四人の合わせて五百八十二人。
八日市駅前のアピアホールで開かれた「記念式典」には約百六十人の新成人と、中村功一市長はじめ市や県の行政、教育、議会、地域関係者、家族ら約六十人が出席し、さわやかな琴の演奏で開会。中村市長が“一生感動、一生青春”という言葉を紹介して、「熱い感動と希望をもち続けてください」と成人を祝った。
福山憲二市議会議長の祝辞、来賓紹介のあと、新成人代表十人による「ひとこと『二十歳の思い』」で、それぞれの思いや夢を発表した。これは、新成人から寄せられた大人への仲間入りをするにあたっての決意や思い、夢など約五十点の中から選ばれたもの。それぞれの“思い”は惜しくも選ばれなかったものと一緒にその思いがかなうように願い札にして、祝成人二十畳敷八日市大凧「君が主役」に張られている。
市立聖徳中学校体育館での「二十歳の集い」には、四百人を超える新成人が出席。全員で記念写真を撮ったあと、中村文幸市教育長から「チャレンジ精神を忘れずに、一社会人としてがんばってください」、また、駆けつけた小・中学校時代の恩師からも一言ずつお祝いの言葉と今後の活躍を期待する言葉が送られた。
このあと、久しぶりに再会した旧友や恩師との歓談や会場に飾られた二十畳敷き大凧をバックに晴れ着姿で写真を撮り合うなどしながら、立食パーティーやゲームなどを楽しみながら和やかに成人を祝った。
集いの中で新成人によって揚げられる予定だった二十畳敷八日市大凧「君が主役」は、週末から降った雪のためにグラウンドコンディションが悪く、これまで三年連続中止で関係者や新成人が「二十一世紀の開幕にぜひ揚げたい」と願っていたが、残念ながら今年も中止となった。飛揚は五月の「八日市大凧まつり」までお預け。
【ひとこと「二十歳の思い」】
◯福祉のプロをめざして、がんばるゾ・・森本友里
◯守られる側から守る側に変わります・・辻友恵
◯思いっきり、はじけたい!・・久保貴司
◯私は、間違いは間違いと言える大人になりたい・・谷一治
◯(は)るがきて(た)のしむことを(ち)かいます・・平井順子
◯二十才(はたち)の日 今日と明日見て
歩み出(い)ず 何をか成りぬ 遥けき日々は・・安田清香
◯(は)始めよう(た)民が輝く(ち)地方自治・・奥出信弥
◯私も大人の仲間入り。
21世紀は、目標に向かって 大いに、はばたこう!・・福本恒大
◯やれるだけ やってみよう
二十才(はたち)からの私・・藤川真奈美
◯社会の荒波に流されず、しっかり自分の夢に向かい、
自覚を持って行動できる人になりたい・・中村裕美
わら細工の正月飾りが集合
「親子へび」もユニーク
=五個荘町の歴史民俗資料館=
(湖東・五個荘町)
しめ縄をはじめとする日本の正月には欠かせないワラ製の飾り物をテーマにした特別展が、二十八日まで五個荘町歴史民俗資料館(宮荘)で開催されている。月曜日休館。
日本人の主食・コメを収穫する際の副産物であるワラは、今となっては一部飼料として活用されているものの、ほとんどが捨てられる運命にある。
同展示では、そんなワラの良さや温かさを改めて見直すとともに、かつて人々が技を凝らして作ったワラとは思えぬ見事な飾り物の数々を紹介しようと企画され、会場には趣味でワラ飾りを製作している県下八人の作品計四十六点を展示した。
定番の門口用や柱掛け用のしめ縄はもちろんのこと、おめでたい正月らしく縁起物の「ツル」「カメ」「エビ」、豊年祈願の「宝船」をかたどったものなど、形も大きさも実に多彩で、今年の干支「巳(み)」の姿をしたワラ飾り「親子へび」もにっこり笑みを浮かべている。
また、トランプや標語カルタ、羽子板、福笑いなど昔ながらの正月遊びの道具十数点、同町小幡の郷土玩具「小幡でこ」による十二支の顔触れも合わせて展示され、見る人の目を楽しませている。
入館料は大人三百円、小人百円。問い合わせは同館(TEL0748-48-2602)へ。
日野・蒲生の新成人536人へ
日野商人に扮しメッセージ
=車社会の一員として自覚を!=
(湖東・日野町)
日野署と日野安全運転管理者協会、日野交通安全協会は、今年で成人を迎える若者に車社会の一員として自覚してもらおうと、八日に日野町わたむきホール虹(同町松尾)で開かれた成人式で、「交通安全メッセージ伝達式」を行なった。
伝達式では、地域への奉仕精神を家訓にした日野商人のような社会人になってもらおうと、当時の行商姿にふんした郵便局員がメッセージを手渡し、新成人を代表して受け取った徳田斉さん(日野町十禅寺)と徳田啓美さん(同町西大路)は大人の仲間入りした自覚と決意を新たにしていた。
このほか、管内の日野・蒲生両町の新成人五百三十六人(日野町三百十九人、蒲生町二百十七人)の各戸へそれぞれメッセージが郵送された。
同署管内における昨年の人身事故は百九十七件(前年比二十七件増)で、死者は三人(同三人増)、負傷者は二百六十七人(同四十六人増)で、平成九年以降から増加傾向にある。このうち二十五歳以下の若者が関わる事故の割合は、約二割の三十六件(死亡事故一件)と、全体の中で大きく占めている。
意味ない成人式
もう、止めたら
=本気になる見直し必要=
(湖東・近江八幡市)
ことしの近江八幡市の成人式には、対象者九六八人の約八割が出席した。
今年も「20年の軌跡」と「式典」の二部構成で進められ、一般市民や高校生らがボランティアとして運営スタッフに加わった。
今年も式典がつつがなく終了するのか心配されたが、例年通りの騒がしさはあったもののあいさつが終わると新成人から拍手が送られる程度の式典としての雰囲気はかろうじて保たれた。
ところが、一部ではステージに上がり込んで踊る者や大きな声でわめく者が今年初めて現れた。中には酒を持ち込んで一気飲みに近い醜態を見せる新成人もいた。
これらは一部の新成人だが、誰も止めようとはできなかったのも事実。逆ギレされて暴力ざたにもなりかねない危ない雰囲気があったからだ。
酔っぱらって出席する非常識なグループも見受けられ、このままの運営では、全国で問題視されている醜態もよそ事ではないとする意見もあった。
同市の場合も式典としての進め方はもう限界に達していることは間違いない。 二年前、二部形式に変更されて良識の方向に向かったと思われた同市の成人式。式典として成り立たせるには至難の業の段階にもう来ている。
一部の非常識な人により「近江八幡成人式事件」が起きないうちに、成人式のあり方を本気になって考え直す必要がある。
「中学校別に行う」や「市主催の成人式は行わない」、「 パーティーにして会費制にする」なども試策の一つとして浮かび上がっている。
現在のままでは、税金を使って式典を行う意味が皆無で、こんなムダな式典はない。(畑記)
昨今、マスコミ等で報道されています『成人式』の有り様について広く読者からの御意見、御感想をお待ちしています。Eメールにてお寄せください。






