「おやこ寄席」を開く
純粋、大胆 いきいき、のびのび
陸路(くがじ)海路(うみじ)の考古学
味にも定評の味噌
滋賀報知新聞(ニュース)■平成14年1月23日(水)第12951号
滋賀報知新聞(ニュース)■平成14年1月23日(水)第12951号
国の重文など守れ!
26日は文化財防火デー
社寺など100か所を査察
=東近江 消防本部 火災防ぎょ訓練も=
(湖東・広域)
東近江行政組合消防本部は、二十六日の「文化財防火デー」を中心として、国の重要文化財などが眠る管内二市七町の寺院や神社、資料館、個人宅などへの防火査察を行うほか、各消防署単位に火災防ぎょ訓練を実施する。
査察には、消防署員や各市町教育委員会ほか、関西電力などが合同で出向き、二十五日までに丸一日をかけ消火栓、消防設備、電気配線などの点検や、防火対策への安全確認などを行う。
すでに二十一日に近江八幡市(四か所)での査察は終り、蒲生町(八か所)と竜王町(五か所)が二十三日、日野町(十三か所)と永源寺町(七か所)、五個荘町(十五か所)は二十四日、八日市市(二十一か所)と能登川町(十三か所)、安土町(十四か所)で二十五日に一日査察を実施することにしている。
昭和二十四年一月二十六日、現存する世界最古の木造建築物「法隆寺金堂」で火災が発生し、貴重な文化財の壁画(一部)が消失した。二十九年に法隆寺金堂の修復が行われ、この機に二度と惨事を繰り返さないためにと、三十年から毎年一月二十六日を「文化財防火デー」に指定し、今年で四十八回目を向かえる。
査察のほか、管内四消防署は文化財消防訓練を行う。日野消防署では清源寺で二十日に済ませ、二十六日に近江八幡消防署(沙沙貴神社)、二十七日には八日市消防署(祥光寺)と能登川消防署(大徳寺)で実施し、消防水利の掌握や初期消火、迅速な文化財の搬出などの訓練をする。
八日市市では、柴原南町の祥光寺近くの山林から出火―を想定した火災防ぎょ訓練が午前十時から約一時間行われる。北風にあおられ文化財「木造聖観音菩薩立像」のある祥光寺に延焼しつつあるとの一一九番通報が消防本部に入った。
地元自警団や自治会、寺世話ら四十人による初期消火にもかかわらず火は広がり、消防署と消防団から車両六台と二十六人が出動する。訓練は、防火協力体制の強化や消防活動の技術向上、地域住民の文化財に対する防火意識の高揚を目的に繰り広げられる。
落語の面白さを子供にも
「おやこ寄席」を開く
=来月3日 八日市市立図書館で=
(湖東・八日市市)
八日市おはなしグループホビット(早水圭子代表)は、二月三日午後二時から子供も落語を楽しむ「おやこ寄席」を市立図書館で開く。
出演は、子供に日本の伝統芸能を伝えたいと活動を続ける故桂枝雀門下の四代目桂文我さんと桂宗助さんで、同市建部堺町の法泉寺本堂で開催の「法泉寺寄席」に招かれるなど、市民にはなじみが深い二人。
ホビットは、東近江子ども読書推進ネットワーク開発事業で集まったよみきかせボランティア仲間によって結成され、子ども夢基金(独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター)の助成を受け「おやこ寄席」を開くことにした。
小学三年以上の児童と保護者が対象で、参加希望者は八日市図書館(TEL24―1515)へ申し込む。電話も可。入場無料で先着百二十人。
湖東ブロック幼児絵画展
純粋、大胆 いきいき、のびのび
=23日まで アピア情報プラザで=
子どもたちの作品を楽しむ親子連れ
八日市と永源寺、能登川、蒲生、日野、安土、竜王の一市六町の公立、私立の保育園に通う子どもたちの作品を集めた「湖東ブロック幼児絵画展」が、八日市駅前のショッピングプラザ・アピア四階の情報プラザで開かれている。二十八日まで。
毎年開かれている同展には、今年も三百八十二点のかわいい作品が集まった。動物や乗り物、運動会やイモ掘りなどの楽しかった思い出、自画像や友達の顔、おはなしのイメージ、好きな遊びなど、絵の具やクレヨン、版画やはり絵など、個性や色彩豊かな作品が並ぶ。
会場では、子どもと一緒に作品を探す親子や、孫の作品を見に来たおじいちゃん・おばあちゃんの姿が見られる。会場に置かれたノートには、「子どもたちの本当に自由で大胆なものの見方に関心。この美しい心を大きくなっても失わずに」「心がジャブジャブ洗われました」「私たちが忘れたものをよみがえらせてもらった」など、感想が寄せられている。出展園は次の二十一園。
【八日市市】聖徳、すみれ、つつじ、みつくり、むつみ、いちのべ、延命、めぐみ【永源寺町】もみじ、かえで【能登川町】ちどり、ひばり、めじろ、こばと【蒲生町】ふたば【日野町】こばと、わらべ、さくら、あおぞら【安土町】安土【竜王町】ひまわり
第23回企画展
陸路(くがじ)海路(うみじ)の考古学
=県立安土城考古博物館=
展示されている妙見山遺跡から出土した「鳥形埴輪」
県立安土城考古博物館で第23回企画展「陸路(くがじ)海路(うみじ)の考古学」が開かれている。
今回は、国道161号線バイパス工事に伴い昭和50年代後期から同60年代初期にかけて調査された高島郡内の遺跡に焦点を当て出土資料の展示や調査報告の解説を通じ同地域が都に至る古代の物流文化に重要な一翼を担った特色と課題について考える内容となっている。
調査では、弥生時代から中世にかけての遺物や遺構が大量に発見され、長期間に渡って同地域に人々の生活の営みがあったことが分かっている。中でも、弘川遺跡や美園遺跡で見つかった建物群や倉庫群、また、地方官が(役所)跡として注目された日置前遺跡で出土した遺物などは広域的な物流との関わりが判明。それらと関連深い木簡や墨書土器も多く出土した。
展示会場には、針江北遺跡で見つかった弥生土器や木簡、妙見山遺跡で出土した鉄剣や鳥形埴輪などおよそ50件の遺跡資料を展示している。
会期は4月7日までで、3月3日午後1時から関連行事として記念講演とシンポジウム「地方官がと物流」も開かれる。
記念講演では、平川南・国立歴史民族博物館教授を講師に迎え「墨書土器と地方官が」をテーマに当時の湖西地域の社会について解説する。
シンポジウムでは、5人の識者をパネラーに迎え意見を交わす。
入館料大人300円、学生250円。月曜日と祝日の翌日は休館。3月3日の記念講演とシンポジウムは入場無料。
作る楽しみと安全性
味にも定評の味噌
=近江八幡市消費生活研究会=
出来上がった発酵前の味噌を桶に移し変えていく会員
安全でおいしい自然食品を自分たちの手で。近江八幡市消費生活研究会(山中マサ子会長)がこのほど、無添加の味噌づくりに取組んだ。
毎年、味噌造りの適期を迎える今頃に取り組んでいる同研究会恒例の共同作業で、出来上がりの味の良さには定評がある。
ことしも製造施設が整ったJAグリーン近江の上田事業所に二十人の会員が集まり、JAグリーン近江の澤田ゆり子さんと竹内加代子さんの指導で、蒸し上げた大豆に発酵のもとになるこうじと調味の塩を混ぜ合わせる作り方を教わった。
時間とともに出来上がっていく発酵前の味噌は、団子状にして持ち込んだ桶に移し換え、食べ頃となるおよそ八か月間の熟成を待つ。
一人約六キロの味噌をそれぞれ持ち帰ったが、秋に催される市のさわやか環境フェスティバルでも販売することにしている。





