「食」と「健康」の関係学ぶ
イベントで特産アピール
現金850万円入り金庫2個盗難
副議長が辞任要求を拒否
滋賀報知新聞(ニュース)■平成16年6月18日(金)第13824号
オレオレ詐欺事件発生
主婦126万円振り込む
=八日市市内 手口はサラ金返済=
(湖東・八日市市)
十四日午前十時ごろ、八日市市内の主婦(54)に若い女性から「サラ金の返済を迫られている」との電話がかかり、娘と勘違いした主婦は、信販会社を名乗る男が指定する口座に約百二十六万円を振り込んだ。
振り込んだ直後に、信販会社の本社の者と名乗る男から「別のところから百四十二万円を借りている。十二時までに振り込んで下さい」と、主婦の携帯電話にかかってきた。
現金を用意して同じ銀行から振り込もうとしたところ、銀行員から「娘さんに確かめた方がよい」と言われ、連絡したところ借金の事実はなく、だまし取られたことに気付いたという。
八日市署は、詐欺事件として捜査を進めているが、電話の人物に複数がかかわるなど、手口も巧妙になっていることから、同様の電話がかかった時には、必ず「家族に事実確認を」と、注意を呼び掛けている。
紙芝居やお弁当づくり通じて
「食」と「健康」の関係学ぶ
=八日市市立中野幼稚園の園児と保護者=
朝ご飯の大切さを園児に話す大田さんと河本さん
八日市市立中野幼稚園PTAは十四日、園児と保護者を対象にした「『食』と『健康』講座」を開き、こどもたちの成長と食生活の関係を学んだ。
遊戯室に集まった園児約百四十人は、管理栄養士の大田初代さんと河本かよさんによる紙芝居「あさごはんで もりもりげんき」で、朝ご飯をしっかり食べることがいかに大切さかを知った。
また、町立中野公民館には保護者二十人が参加して、栄養バランスのとれた弁当の調理実習が行われ、大田さんは「弁当づくりは大変とコンビニ弁当に依存する傾向がみられるが、栄養バランスなど、手づくり弁当を」など、「食」を通じた親子のコミュニケーションの重要性を強調した。
子どもたちの「食」の環境に関して、外食依存、朝食欠食、孤食(一人で食事)、栄養バランスの崩れなどが指摘され、食習慣の乱れが健康面だけでなく、精神面や社会性の発育への影響も懸念されている。
このような現状を踏まえて八日市市では、市内全保育園・幼稚園を対象に、同講座の開催を呼びかけている。
第7回あいとうメロンまつり
イベントで特産アピール
=ゲームやバザーでにぎわう=
賞品のメロンめざして競った種飛ばし大会
愛東町を代表する夏の特産品であるメロンをアピールする「あいとうメロンまつり」が十三日、同町妹の道の駅・あいとうマーガレットステーションで開かれ、楽しいイベントなどで一日中にぎわった。
同町上岸本温室組合によるメロン直売の日頃の感謝を込めて開かれる同まつりも、今年で七回目の開催となる。
特設ステージでは、種飛ばし大会、大声コンテスト、○×クイズ、ビンゴゲームなどが開かれ、周辺市町や観光に立ち寄ったたくさんの人たちが賞品のメロンをめざして、大奮闘した。
また、食べ頃メロンの切り売りなど各種バザーや、メロン購入者に素敵な賞品が当たるガラガラ抽選会も大好評。あいとうメロンのおいしさを存分にアピールした。
蒲生町の「ショッパー桜川」で
現金850万円入り金庫2個盗難
=犯行時間短くグループ化する金庫破り=
(湖東・蒲生町)
蒲生町桜川西にあるスーパー「ショッパー桜川」(福岡太郎代表取締役)で、十四日午前一時五十分頃、現金約八百五十万円と預金通帳、保険証書などが入った金庫二個が事務所内から盗まれる事件が発生した。
日野署の調べによると、同日午前一時四十九分頃、警備会社の異常発報装置のセンサーが感知し、警備会社が同署へ一一〇番通報、ガードマンと署員が現場に急行したところ、事務所出入口ドアのガラスが破られ、事務所内にあった金庫が盗まれていた。
金庫の大きさは、高さ一・五メートル、幅八十センチ、奥行き六十五センチと、
高さ六十センチ、幅四十センチ、奥行き四十センチの二種類。店内には、金庫を引きずったような痕跡があり、複数で持ち出したのか、台車などを使って運んだのか特定できていない。同署では、窃盗容疑で捜査している。
全国的に増加傾向にある金庫破り。昔よりも犯行時間が短時間になり、犯行のグループ化が進んでいるという。都市部だけでなく、身近なところまで被害の手が伸びつつある中、同署員は、「今一度『店に現金を置かない』という大原則を再確認し、犯人がすぐに持ち運べないよう金庫を床に固定するなど対策を」と念には念を入れての対策を講じるよう呼び掛けている。
揺らぐ!合併アンケートの信憑性
副議長が辞任要求を拒否
共産VS非共産の議員
=安土町議会が混乱=
見解が対立した「議会だより」と「安土民報」
安土町議会が、合併の取り組みの経過と住民アンケート等の見解について報告した「議会だより(臨時号)」を全戸配布した後に、副議長と広報特別委員長を務める共産党議員二人が署名入りで、「議会だより」への反論を掲載したチラシ「安土民報」を発行したことで保守系議員が反発。「議論をまとめる立場にある副議長が、議会だよりの記述は正しくないと云う見識を示し、住民が混乱する事態を招いた」として辞任問題に発展していた町議会は十日、この問題の収拾を図る全員協議会を開いた。
渦中の西川與平副議長は、共産党議員を除く十二議員全員から副議長の辞任を求められたが、「辞任する必要はない」としてこの要求を拒否したため、議論は進まず物別れとなった。
議会の役職は、議員間の申し合わせにより二年間の任期とし、現在の役職は、昨年九月の町長選のあと改選が行われ、任期は来年四月末まで残されている。
役員辞職は、本人の申し出が必要なことから、問題解決の場はなくなり対立したままで議会運営が続けられることになった。
議会だよりの臨時号は、四月三十日付けで発行。三月に実施された合併住民アンケートの考察、これまでの取り組みの経過、アンケート結果を受けて議会の総括を掲載。その中で、「アンケート中、某政党より『◯5単独を希望する』に○をつけてというチラシが出され、世論を惑わす行き過ぎた行為があったことは遺憾と云わざるを得ません」と、共産党がアンケート期間中に発行したチラシの内容を批判した。
これに対し、名指しされた共産党議員が議会だよりの直後に発行した「安土民報五月号外」で「町当局の資料と安土民報、それぞれ読んで、どこに○をつけるのかを判断するのは町民のみなさんです」と主張。チラシの発行は、正当な政党活動で「世論を惑わせた」と非難されることはないと反論した。
保守系議員が問題視したのは「議長を補佐する副議長の立場でありながら、議会だよりの内容を直接非難する行為は、町民に誤解を与え、議会として許されるものではない」としている点で、これに対し西川副議長は「議会だよりの中で、わが党の活動を批判的に報じた文章や、アンケートで示された町民の意思を尊重しているとは考えられない主張が掲載された」とチラシ発行の理由を述べている。
町民の意向を聞くアンケート中に、批判的な情報を流して「どこに○を」という呼びかけを行った行為について、津村町長は四月六日の全員協議会で「議会は中立な立場をとるとしたルールがあったのに三回もチラシが配布されたのは残念だ。世論を操作したのではないかとも受け取れる」と非難していた。
昨秋の役選で、副議長に西川議員を推した共産以外の五議員も、話し合った結果「辞職を求める」との要請を出したが、西川副議長は主張を貫徹し副議長に留まった。
どちらが正しいにしろ、アンケート期間中に行われた行為が問題視される議論が出てくることだけでもアンケート結果そのものの信ぴょう性が疑われてくる。
この問題の解決がしっかり住民に説明できないと、真剣に回答した住民の思いに応える議会としての責任も問われる。また、合併協議を始める前の段階で、安土町の要望や質問に誠意を尽くして回答した近江八幡市に対しても失礼な話になる。さらにアンケートが公正に行われたのかの透明性が確保されれていないと、結果そのものが無意味なものになりかねない。
(畑 多喜男)






